卒業
大学を卒業しました！
このご時世で卒業式中止を覚悟していましたが、縮小という形で行われ、最後にみんなに会えて写真も撮ることができたので本当に良かったです。
大学に行って４年間、色々感じたことや迷ったこともありましたがわかったことの一つとして大きいものは、特別な人生なんてないということです。特別な人生なんてない、っていうと少し卑屈っぽいというかネガティブな意味にとらわれそうですが。なんていうんだろう。
私は地方都市に生まれ育って、昔から夢見る夢子で空想家で、色々な人生にあこがれていました。夢の中である時は都会のJKで、ある時は期待の若手女優で輝いている自分の姿を想像して切望していました。（かなり恥ずかしいけど笑）
だけど大学に入って４年というそれなりに長い時を友人と過ごす中で、友人たちの弱いところにも触れることができました。SNSを見る限りいつも楽しそうにみえる子でも、孤独な時があってなんのために生きているんだろうと疑問に持つことがあると聞いた時は驚きました。そう、私だけが孤独なのではないかと思いふさぎ込んでいたこともあったけれど、違う。誰にだって孤独な時がある。その孤独とどう向き合うのか、満たされない時だってなんとなくこなして、いつかくる楽しい時に向けて生活やメンタルを磨いていける人になりたいと思いました。
考え方や夢、人それぞれ違う。けれど皆同じものは、幸せを願う気持ちと一人では生きていけないということだと思うんです。
この先の人生は節目というものがありません。
真っ直ぐ等しく続いていく時の中で、求めるものも生きがいも他の誰からも与えてもらうことができません。自分で目標をつくって自分で頑張って進まなきゃいけない。
今は不安しかないし、間違いなく困難なこともあるだろうけれど、不安なのも頑張らなくちゃいけないのも皆同じ。辛くなったらその時は少し、振り返らせてね。皆との思い出に抱きしめてもらうね。
私の好きな曲の一つ。本田美奈子さんのOnewayGeneration。
青春の終点に何が待っているのか という歌詞があるのだけれど、うーん、結局終点なんてなかったように思う。またすぐ新しい電車に乗らなきゃ。結局終わりなんてないのです。
